UTAU&天音ルナを使用した新曲動画です。
mp3はこちらからどうぞ。

なんというか、最近はblog更新してなかったのはこの作品のせい。
かなり集中して作ってました。
そして、これが終わったので、ボーマス12に向けてCDの制作を開始せねば。

作品解説は続きに。 
この曲は、Layer-0のCD「Astrolabe」にインスト版を収録していました。

メロディとか構成は気に入っていたんですが、どうしてもリズム隊が気に入らなくて、
今回衝動的に作り直し、歌詞・歌を入れ、映像まで作ってしまいました(・ω・。
もう別物ですね。

さて、歌詞を入れた結果。なんといいますか、非常に自分勝手な曲になりました。
音楽的にも、歌詞的にも「届いて」という一言に全てが収束していきます。

でも、それではあまりにも救いようがなくて、 映像的には「電話」を彷彿とさせるような演出をしています。

UTAUの音源たちはボーカロイドの文化に触発されて、命名される名称にも、 姿形にも、キャラクターにも、その影響が現れています。
ビジュアルとして大きな共通点は、やはりヘッドセットでしょう。
今回はそれを共通点として、「届いて」と願うそのエネルギーの向かう先に使っています。

合成音声の文化の中で、UTAUとボカロを別物だとむやみに分けたり、対立させたりするのは、あまり好きではありません。
どちらが良い、悪いではなく、それぞれが役割を持ち、互いに通じ合えるものを持っている。
そう思います。

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さて、UTAUですが、非常に使いやすいです。
ルナの声の伸びにUTAUの金属質な音質がさらっと味付けをしてくれます。
ボカロよりも、調整がやりやすいと個人的には感じています。
これは、私の音と相性がよいかも知れません、気に入りました。
機会があればさらに他のUTAU音源も使用してみたいですね。

そうそう、あと今回はぐみのコーラス性能に惚れましたヨ。

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MMDですが、ほとんどモーションをしておりません。
音がメインなため、静止画ムービー+αな気持ちで今回は作りました。
モーションよりも、カメラと視線で、雰囲気MMD動画を目指してみました。

これも、ななみさんのモデルのパワーです。
パキパキさんも今回も、出したモデルを「キャスト」と言っているのは、そういうわけです。
モデルという役者の力は素晴らしいです。
私はそれを、撮影させていただいているにすぎません。

AfterEffectsにも初挑戦です。
Premireが動かないというトラブルに見舞われ、仕方なく全編AEでの編集とあいなりましたが、
これは非常に音との同期がとりにくい。 
すごく強力だけど、何をするにも重い。
世のAE使いの皆さん、ほんとすごい。尊敬です。  


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この曲と動画をつくるにあたり、色んな方に助けて頂きました。
そして、元気をもらいました。
本当にありがとうございました。