はろーはろー、潮見です。
みんUTAでリリースしたCD「シトラス・ソーダポップ」より、タイトルトラックを公開しました!



mp3とかUSTとかはこのへんから。

とにかくポップでたのしいやつです!
さてさて。
「シトラス・ソーダポップ」という曲は、小春音アミのキャラクターソングとして書いた楽曲です。

以前書いた「おまかせ♪ナビゲーションガール!」という曲は、アミちゃんの素材量を見て、これは使わねばと思って書いた楽曲だったのと同様に、17音高のモンスター音源を制作していると聞いてもう飛びつかざるを得なかったといいますか。
声を聴く前から、中の人の声の傾向、そしてキャラクターソングとしてのわかりやすさを考えて楽曲を先行して制作しています。

曲調はどこまでもポップなポップスで。
今回は珍しくリズム隊の打ち込みを先行させて、自分で演奏したらどうかなあと考えながら作ったので、いつもよりリズムに統一感が出たかなあと思いました。
リズム隊と正面から向き合いたくない人なので避けてましたが、先に固めるとだいぶやりやすくなりますね……その分、思い切り苦手と向き合わないといけないのでその覚悟が必要。たいへんだわー。

あと亀田音楽専門学校見てた人はわかると思うんですが、大サビの歌詞が一行返しに別のメロディで来ます。
頭をひねった部分だけにちゃんと意味があったのは嬉しかったナァ。
亀田音楽専門学校いい番組でしたよ、オススメだけど円盤とかで出ないんですかね。

17色サラダですが、これはすごい音源です。
だいたいの音源って不満に思う音素が出てきて、それはしょうがないんですが……差し替えたらあるんですよ、自分の探してる発音の音素が。
ただすごい反面、UTAUの仕様上メニューにずらりと出てくる音素にゲンナリしながら作らねばならんので、そこはトレードオフといったところですか。
物量は正義ですが、ここまでなくても大丈夫だね、というのが使ってみての感想ではあります。特に高音部の音素は使いにくいものが多かったデス。
裏声を入れた時にいいアクセントになったので、音高をむやみに増やすよりは、その分を多表情に振り向けたほうが音楽の表現としては豊かになるのかもしれません。

曲を書くときのベクトルがちょっと違う感じがしたんで、投稿したときの題名も、ちょっとニコニコっぽい書きかたから外してます。
ニコニコ向けじゃないし、大多数向けじゃない作品じゃないんですよ。
それと、自分の作品が好きで見てくれる人っていうのがいて、数多いわけじゃないんですけど、そういう方々へ向けてのサービスっていう意味ももちろんあります。
もっと身近に、もっと深く。
前回の記事にも書きましたけど、そうやって今年はやっていければいいなあって思いますよ。


「シトラス・ソーダポップ」

作詞作曲:潮見ひろ

今日の朝日はゴキゲンだから
スコーンの出来栄えもニコニコ

特別なことなんかじゃないけど
カメラかまえて「カシャ」っと切り出すんだ

コルクボードの上 重なってく
今日が 日々が 歌う


Chance! Chance! かなえたくて走り出したの
メニューには書けないこともあるけど

「OPEN」の札かけて 私のお店をはじめよう!
この街角で笑顔が響くように


やることだけは今日も山積みで
窓辺の花もちょっとオツカレ

曇らぬようにつくタメイキは
透明なソーダの中ぷくぷく溶けた

ひとりきりのフロア
ココロの音だけが だから 響く

Step! Step! 一歩ずつね刻む音がする
黒板叩いて書き足していくよ

オススメしたいねアレコレを
だけど一番は 今日この場所をきみと過ごすこと


大好きな場所 みんなに届くように

※くりかえし

大好きな場所 みんなに届くように