お久しぶりです、潮見です。
ちゃんと活動記録くらいは残しておかないと、ということでblog記事にしておくことにしましたが……

今更ではありますが、1月24日にチヒローズ誕生祭2016に行ってまいりました。
場所は東京タワーを望むオシャレなホテルのラウンジ、メロディーライン。
とても素敵な時間を過ごさせていただきました。

特に、清浦夏実さんの「旅の途中」を歌ってくださったことと、
誕生日ライブで瓦割りをし、例のBGMをバックに完全勝利する声優・石黒千尋が見れたこと。
控えめに言って最高でしたね……っていうか何のイベントでしたっけこれ。

実はこの席にて、拙作「晴雨とダンスを」をチヒローズこと石黒千尋さん率いるバンドに歌って演奏していただく、という貴重な体験をさせていただきました。


ボーカロイドで作った曲が、その声の主に、しかもかっこよいジャズアレンジをして頂いたうえで、素晴らしくオシャレな会場でお披露目いただくという。
いやはや、今思い出してもあの体験は何だったんだろうと思います。

作品をピックアップしてくださった石黒さん、かっこ良くアレンジ&演奏していただいたGYARIさん、ichiさん、なきゃむりゃさん、デブマスクさん、本当にありがとうございました。

ライブというイベントの性質上、事前の告知ができなかったので、事後ではありましたが御報告でした!
で、ここからは与太話。

■ ボーカロイドはさらっと歌う
当然なんですけどね……歌う人に合わせて音域合わせて曲を作りますよね。
私が作曲すると、実は私の声に合わせて曲が作られます。
そこからボーカロイドに合うようにシフトします。

だもんで全然気づかなかったんですが、「晴雨とダンスを」ってちゃんと意識して聞いてみると高いんですね。
高いっていうことは声を張り上げるってことで、力強さが出ますね。
石黒さんもこの曲についてパワフルなイメージを持たれていた模様。
じつはかなーりさらっと歌うのをイメージして作っておりましたので、これが意外というか、曲の印象がぜんぜん違う!すごい!って思っていたあたりでした。


■ ジャズ演奏は語らない
自分の曲をアレンジしてもらったのは、おそらく「The Breakthrough」って曲を、当時友人の宮下氏にやっていただいて以来。
これ私が同人活動を始めたかどうかって頃の話なんですよね。
曲に対する視点が違うのがもう明確に現れてうわーってなっておりました。

演奏って情報の密度が濃ゆいですよね……
おかげでクサいフレーズを使わなくても間が持つし音が埋まる。
私が作ったらこうはならん、と思いながら聞いておりました。耳からウロコ。


■ それで、何がしたいのかを考えてるところ
ボーカルさんに歌を依頼するなり、自分のために歌を書いて自分で歌うなりしたくなってきました。
そうすれば、ボカロ・UTAUとかの合成音声への向かい合い方も視点が広がるんでないかなー、などと。
歌ものを広い視点でとらえることは、今度インストを書くときに彩りを添えてくれるはず。


■ 結論
いやほんとごちそうさまでした。